2008年06月24日

童話「ターフの風に乗って」3

僕は新馬戦に出走が決まった。良く眠れない、隣の馬房から
「ガマンヅヨイ」さんのイビキが聴こえている。
昨日のこと調教師さんから。「明日いよいよ新場戦に出走が決まった
」急なんで驚いたょ。予定していた新馬が急に取りやめになって
「風」に出番が回ってきた。厩務員さんとそんな話を

していた。「ガマンヅヨイ」さんが僕に声を掛けてきた。
「おい、お前明日レースに出る事に成ったなぁ。
新馬戦は、晴れ舞台のレース。がんばっりな負けると何度も
勝てるまで未勝利馬戦に出る事に成るからな」
僕は、本当のレースを一度も走ったことがない不安で
気付けば朝に成っていた。ガマンヅヨイさんが、「お前夕べ眠れん
かったのか?」僕は「うん」と答えた。

「大丈夫!お前ならぶっち切りの勝ち間違い無しだよ」と、
いってくれた言葉が僕に勇気をくれていた。
最初から走って走りきろう!僕はそう決心した。
新馬戦第2レースが始まった。ゲートに僕は何の違和感も無く収まり
ゲートの開くのをいまや遅しと待った。瞬間・・・
僕は走った、牧場で母さんと一緒に走っていた頃のように
まさに風を切って「風」が走った。
ゴールが近づいてきた。僕は後ろの馬達のことは考えず
ゴールばんを走りりった。歓声が聞こえた
「風」「風」「風」の歓声が。僕は新馬戦逃げ切りで優勝した。
体からなんとも言えない感情がわいていた。     つづく
ラベル: 新馬戦
posted by 桂のたまご at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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