2008年07月18日

芥川龍之介 最後の推敲!

「将来に対する唯ぼんやりした不安むと言う言葉を残して自殺した
作家、芥川龍之介が妻や子らにあてた遺書4通が、
東京都内の遺族宅から見つかった。
「我が子等に」と題した遺書では、「一 人生は戦ひなることを
忘するべからず」と記した後に、
「死に至る」と言う言葉を「戦ひ」の前に挿入するなど、

生涯最後の推敲の跡がありありと分る。
遺書は、愛用の松屋製の200字詰め原稿用紙に、
黒色のインクで書かれていた。
文学館の中村稔理事長は「書体はきちっとして乱れが無い。
死ぬということの覚悟は、これほど強いかと思う」と話しています。
芥川が残した遺書は全部で6通あり、全て全集に収録されています。
今回の発見は、おそらく何かの時に処分されたと

思われていた幻の存在でした。
この春、お孫さんが自宅を整理したところ、
「生かす工夫絶対無用」と書かれた妻の文子さんあて遺書2通と
3人の子供あて遺書、さらに菊地寛あて遺書の
4通がみつかり、5月に文学館に寄贈した。
明治の時代を生きた人の、気骨ある遺書でした。

                  幻の遺書
posted by 桂のたまご at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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