2008年10月11日

連載「恋」第7回

私は男の手紙を引き出しから取り出し、自然に又中身を読んでいた。
何故なのかは理由は無かったが自然に・・・
「只今」との声に慌てて手紙を戻す私!「お帰り」夫は疲れた表情で
いつも通り風呂に入ると言った。私は妹の病院で女の子が生まれたこと
たった今帰って来たことを言った。

夫は「そりゃ良かった。風呂とりあえず急いでくれ」と言うとテレビを
付けた。私は急いでお風呂にお湯を入れながら、思った。
この人にとって私は何なんだろう、風呂にお湯をいれ
食事を作る、たまに自分勝手に私を抱く、喜びを顔にも言葉にも
だした事がない。何で結婚したんだろうと湯気の中で
思っていた。

「入れますよ」黙って夫は風呂に入った。夫の醜い体に私は嫌悪感を
抱いていた。夜寝る前に顔にクリームを塗る鏡の中の私に
生活の疲れを感じる、(あ!白髪発見)無性に自分に腹が立って
鏡をクリームで塗りたくっていた。

次の日私は美容院で毛染めを始めてした、髪もカットし
長かった髪と決別していた。
変りたいそんな願望を抑えきれなく成っていた。家に戻ると
私は、母に来た男の手紙を全て読む事にした。
母はいつ何処で男と手紙のやり取りを始めたんだろう・・・
母は孤独だったんだろうか。私はそんな事を思いながら手紙を
日付通りに揃え、最初の1通目から読み始めた。  つづく        
ラベル:小説 孤独 決別
posted by 桂のたまご at 11:07 | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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