2008年11月10日

メルヘン「アヒルの子」5

ルーは水の臭いのする方向へ暗い夜の中を懸命に歩き続けるのでした
。(きっと母さんたちが僕の事を探している)心で思いながら
段々水の臭いがはっきりと近づいいるのが分ってきた。
「母さんルーだよ」ルーは母さんと何度も声をかけ続けていました。

するとルーの目の前に猫が現れてなにやら顔が怒っているのが
暗闇の中の街灯のわずかな明かりでも気づきました。
ルーは首を下げて(ごめんなさい)と謝ると。分ってくれたのか猫は
話しかけくれた。ルーは猫の口元をじっと見つめて
猫の言葉を見るのでした。「うるさいよ!迷子に成ったのか」

ルーはこれまでの出来事と耳が聞こえない事も打ち明けました。
猫は白かった。ルーの話を聞くと「こっちへおいで」と猫の住みかへ
ルーを入れてくれた。「きょうは眠ろ、明日俺達の仲間と一緒に
探してやるから」ルーは嬉しかった。
出会う皆が優しいと心から思った。(母さん待っててね)ルーには
出会える日が近いと感じるのでした。

次の日、猫達が10匹も集ってきてくれた。白猫の云う事に皆は
聞くとパット散らばって探しに出て行ってくれるのでした。
勿論ルー自身もしろ猫と一緒に母さん達を毎日探しました毎日・・・
しかし、7日経っても母さん達の行方は分りませんでした。
しょんぼりしているルーに猫さんは言ってくれた。
「あきらめるなよ!きっと会えると信じるんだ」ルーは猫さんの
言葉に泣いてしまいました。その夜は猫さんの体の中で眠りました。
母さんのようでした。             つづく
posted by 桂のたまご at 13:33 | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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