2009年07月17日

「貧乏神さん僕を嫌いに成ってくれませんか」第6回

「貧乏神」と言われた後、僕は鏡の中の悲しい自分の顔を
見つめながら思っていた(死にたい)と・・・
「おい今死ぬ事考えてたな」小人爺さんが僕の肩の上で
偉そうに言った。

「当たり前じゃないか僕はまだ17歳にも成ってないのに
生まれながらあんたがいたと気かされれば
誰だって死にたくも成るさ」
すると小人爺さんはこういい続けた「いいか、俺様は
お前の母親が望んだからお前の体の中に
住んでるだけだ」僕はこの小人爺さんは馬鹿かと思った。

「どこの親が自分の子供にお前みたいな貧乏神を望む訳がない
だろう」小人爺さんは「説明しても分らんだろうが
俺達は人間様が貧乏を逆恨みした瞬間に生まれるもんじゃ
お前が俺様を嫌いになったらとっとと出て行ってやるのさ」
何とずうずうしい言い草だと僕は憎憎しげに小人爺さんを
にらみ付けて言ってやった「じぁ僕はお前なんか大嫌いだ!
今この瞬間出て行け!」僕は目をつぶった

そして細目になって恐る恐る鏡の中の小人爺さんが
いなくなっている事を信じて。「あ・・・嘘じゃないか
いるじゃないか、おかしいだろう」
「残念じゃったな。お前の声が聞こえんじゃった」
とニヤリと笑って肩の上で
あつかましくも、あぐら姿に成ってた        つづく
posted by 桂のたまご at 07:03 | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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