2008年03月30日

メルヘン「悪魔が天使に恋をした」3

悪魔の天使への思いは日を増すごとに募ってくるのでした。
少年に囁く事も出来なくなってしまった悪魔は見た目にも体が
小さく成っていくのでした。

天使は、そんな悪魔を心配して声をかけるのでした。
「悪魔さん、どうしたの?」天使は悪魔と戦う事が好きだったのです。
それなのに、すっかりおとなしくなってしまった悪魔に
天使自身も元気を失いそうでした。
ある日の事、コウモリが悪魔の所へ魔王さまからの手紙を
持って現れました。コウモリは意地悪い顔でいいました。

「おい、お前の全てを魔王さまはお見通しさ、早く手紙を読んどくれ

悪魔は魔王さまの手紙を読みました。
「天使に心を奪われた悪魔は、灰になってしまう事を教えておく
選ぶのはお前自身だから、このままでは悪魔失格処分とする。
しかし、悪魔として生きて生きたいのなら、天使をコウモリに渡した
薬を飲ませれば天使に勝てる。天使は白い灰に成る好きに選ぶがい
い」手紙にはそれだけが書かれていました。

悪魔はコウモリに言いました「魔王さまから預かっている薬を
渡してくれ」コウモリは二ャリと笑うと悪魔に薬を
渡した。「早く済ませておくれ」
悪魔は、手にした薬行き成り自分の口の中へ
あっという間に飲み込んでしまいました。コウモリは叫びました!
「何て事を畜生」と言い終わるや否やコウモリは消えてしまいました

天使は驚きました何がおきているのか分りませんでした。
悪魔の体から煙が上がり天使の目の前で灰に成ってしまたのですから
天使は灰を手に取り泣きました。
いつまでも、いつまでも泣きました。悪魔はこうしていつまでも
天使とずっといることを選んだのでした。      おわり
posted by 桂のたまご at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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