2008年03月31日

「さくら川」4

私は自分の軽率な行動に「優柔不断」な性格と母親に言われた言葉を
思い出していた。女性は必死で私を止めていたのに急に歌を歌い始め
た、私はあっ気に取られるしかなかった。
「津軽海峡冬景色」を気持ちよさそうに身振り手振りで
不気味なほど成りきって熱唱してた。
何気なく女性のバックを見た。(何だろう)旅行の時によくしている
名札に気づいた。

住所・氏名・中川園子・電話番号が記入されていた。
何でこんな物が、私は電話を掛ける事にした。
「あの中川園子さんの知り合いの方ですか」すると「すいません
今そちらに迎えに行きますから場所を教えてください」と
言ってきた。私は駅の名前とラブホテルの名前を伝えた。

1時間ほどたった頃、電話の主らしき男性がホテルにやって来た。
「お母さん、僕だよ迎えに来たよ家に帰りましょう」
男性はおばさんよりも年を取っている感じだった。
私に男性は「ご迷惑お掛けしました、あなたの家まで私の車で
送らせていただきますから、すいませんでした」
おばさんは子供のように嬉しそうに男性に甘えていた。
(何これ)と思っていたら、
男性が口にした言葉に「そんな!」と言っていた。     つづく
ラベル: 中川園子 男性
posted by 桂のたまご at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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