2008年04月21日

メルヘン「シャボン玉」1

男の子は、いつも一人ぼっちでお母さんの帰りを家の前で待っていた
お父さんが死んでから母子二人暮しの生活になって1年が
経っていた。夕方6時ごろにお母さんが買い物をして
帰って来るのを家の前で、シャボン玉で遊びながら待つことが
日課に成っていた。

自転車の音で、男の子は「お母さん」と呼んだ。
「ただいま」お母さんの声が男の子の寂しさを吹っ飛ばす。
「またシャボン玉で遊んでたんか」
「うん、僕シャボン玉名人になれるわ」嬉しそうに母子は家の中へ
入っていった。そんな毎日が続いたある日の夕方の事、
事件は起きました。男の子はいつものようにシャボン玉を
ストローで大きく膨らましていたその時でした。
「あれシャボン玉が大きく膨らんだぞ」と男の子が言ったその
瞬間・・・「僕、体が軽く成ってる」男の子は下を見た、自分が
シャボン玉の中に入っている事に気ずいた。
「あかん、シャボン玉がどんどん空高く上っていく、お母さん
助けて」                   つづく
posted by 桂のたまご at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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