2008年04月29日

メルヘン「シャボン玉」2

「どうしょう」男の子の身体はどんどん空に向って上がっていきまし
た。家が段々遠くに成っていき、やがて見えなく成りました。
「僕はどうなんのかな、怖いよ!」
すると大きな鳥が不思議そうにシャボン玉の中をのぞき込んできたの
です。「あかん、くちばしでシャボン玉がわれる、あっちへいけ」
男の子は叫びました。鳥が聞きました。

「お前は何と言う鳥なんだ」「僕は鳥や無い人間や」
鳥は笑いながら言いました
「人間か、面白い飛び方するんやな」男の子はムっとした。
「笑うな、これはシャボン玉や僕の思い通りに何処でも
いってくれるんや」と自慢しました。
鳥はその言葉に驚いた顔でいいました「何処でもいけるってほんまか
」「まあほんまや」得意げに男の子がいいました。
「頼みがある、わしは、群れから迷子になって困ってたんや
シャボン玉で群れの居るところまで連れてってくれ」

男の子は慌てました(しもたえらい事いうてしもた)と
思ったが、思い切って手にもっていたシャボン玉を膨らましてみた
すると、シャボン玉が大きくなり鳥が中に入ってきたのです。
男の子は鳥の群れを探す事に成ってしまいました。   つづく

posted by 桂のたまご at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。