2008年05月10日

短編「角砂糖」1

鏡の中の私の顔はひどい事に成っていた。昨日私は見知らぬ女性から
行き成り「泥棒ネコ」と呼ばれた末に、女性のバックが
思い切り私の顔に飛んできた。
1年前から同棲していた彼の妻だった。「騙された」

恥ずかしい実家の親にも会って結婚の日取りまで決まりかけていた
矢先の彼の裏切り。顔に紫色のあざが出来ていて、とても
会社には「行けないよね」鏡の自分に語りかけた。

「町子お前は男に何度騙される気なんだ」と言ってやった。
何度て2度だよ!1年間の彼との生活は跡形も無く消えた。
熱い紅茶に解ける(角砂糖)のように。
涙も出なかった。妻といった女性の顔は殺意に満ちていて
殺されると思った、女は怖い。私もその怖い女か。
ドアに鍵をかけチェンーもしっかりとした。
会社に休む連絡をした。

「すいません、佐藤ですしばらく有給休暇8日間取りたいので
よろしくお願いします」会社に私がいなくても
何も困らない簡単に休みが取れた。町子37歳絶不幸の真っ只中!
                           続く・・
posted by 桂のたまご at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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